
【参謀49】思考のコリほぐし
これまで必死に守り抜いてきたその現場が、実は成長の足かせになっているかもしれません。業績を上げるために、さらなる努力や気合が必要だと思い込んでいませんか。その思考のコリこそが、現状を停滞させるバイアスです。ブルボンの事例を見てください。彼らは今、人手不足で撤退が相次ぐ学校の売店跡地に、お菓子自販機プチモールを次々と設置しています。ここで重要なのは、彼らが売っているのは単なるお菓子ではないということです。彼らが提供しているのは、パン屋さんがいなくなった後の、空腹を満たす利便性と、災害時の備蓄という安心感です。多くの経営者は、既存のビジネスモデルが崩れることを恐れ、必死に修復しようとします。しかし、脳科学の視点で見れば、現状維持を望む現状維持バイアスが働いているだけです。パン屋さんがいないという不便を、仕方ないと諦めるのではなく、自販機という無人化の仕組みで解決する。これは既存の販路を守ることへの執着を捨てたからこそ生まれた、視点の転換です。明日から、自社の弱みや撤退を余儀なくされている場所を、あえて真っ白なキャンバスとして眺めてみてください。守るべきは古い形ではなく、顧客の課題を解決する機能そのものです。不便の中にこそ、次の成長の種が隠されています。#ブルボン#プチモール#新規事業#人手不足解消#中小企業経営
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