
人は死んでも神の言葉は生きている(サムエル記下 3章)
「主はダビデに、『わたしは僕ダビデの手によって、わたしの民イスラエルをペリシテ人の手から、またすべての敵の手から救う』と仰せになったのだ。」 (サムエル記下3章18節) サウル王家とダビデ王家の争いは続き、次第にダビデは勢力を増し、サウル王家は衰えていきました(1節)。 サウル王家側の実力者であったアブネルは、その状況をいち早く把握して、各部族の長老たちを説得し(17~19節)、ダビデに和解を申し出ました。ところが、彼の優れた手腕によって、両家の和解が進展したとき、戦いから戻って来たダビデ側の司令官ヨアブが、以前アブネルに殺された弟アサエルの仇を討つ目的でアブネルを暗殺してしまいました。 ダビデが知らないうちに実行されたこの復讐劇に、ダビデは悲しみ、哀悼の歌を詠みました。そのダビデの姿を通して、両軍のすべての兵士が、アブネルの暗殺がダビデと無関係であることを認め(37節)、これを契機にダビデは、イスラエル全体の信頼を得ることになりました。アブネルの和解交渉はヨアブの刃によって砕かれたかのように見えましたが、イスラエルの統一はさらに実現に近づいたわけです。…
The skinny
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