
小さなものから始まる天の国(マタイによる福音書 13章31-33節、44-52節)
「天の国はからし種に似ている。人がこれを取って畑に蒔けば、どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなり…」 (マタイによる福音書13章31節~32節) 高校生の頃、自分が通っていた母教会の牧師先生が聖地旅行から帰って来て、からし種が入ったしおりをプレゼントしてくださいました。からし種は十粒ほど入っていましたが、それは今まで見た植物の種の中でももっとも小さな種でした。自分の息だけでも飛ばされそうだったので、息をこらえながら見つめた覚えがあります。 主イエスは、天の国はこの「からし種に似ている」と語られました。天の国がこのような小さな形で、その存在すら分からないように始まるということです。しかし、それが大きく成長すると、空の鳥が来てその枝に巣を作るほど大きな木となる、つまり、天の国はこのようなものであると、主イエスは語られました。 確かに、私たちの信仰も、私たちの教会も、最初から強く、大きかったのではありません。フッと息を出せば飛ばされてしまいそうな小さく弱い信仰でした。しかし、それはやがて驚くほど強くて大きな信仰の群れとなり、この世において天の国が早く来るように励んでいます。 わたしの小さな信仰を強く、大きく育んでくださる神の御業を信頼して、きょうも与えられた一日を、信仰をもって歩んで行きたいと切に願います。 【祈り】…
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