
五旬祭の日の聖霊の降臨(使徒言行録 2章1-21節)
すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。 (使徒言行録2章4節) 五旬祭の日に起こった聖霊の降臨は、時代を超えて信徒たちにキリスト教信仰の本質に気づかせてくれます。この日、約束どおり聖霊を遣わされたのはキリストでした。イスラエルの人びとに律法が与えられたこの日、聖霊は「激しい風」(2節)と「炎のような舌」(3節)で現れました。ヘブライ語で「風」と「霊」は同じ言葉です。ですから、この日、「突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っている家中に響いた」のです。 同時に、この日、炎のような舌が分かれ分かれに現れました。旧約聖書はしばしば「神のご臨在」を炎、または火で表現しています(出3章)。炎は汚れたものを清くする「神の御力」を象徴します。聖霊は、舌という言葉をもって、罪を燃やす炎としてキリスト者を聖化させるのです。現在も聖霊の御業は少しも衰えていません。聖霊は二千年前と変わることなく、教会に働き続けておられます。 それから、弟子たちの話をそれぞれ自分の故郷の言葉で聞く奇跡と共に、聖霊に満たされたペトロの説教が続きます。ペトロの説教の中核は聖霊の降臨が旧約聖書の預言の成就であるということです。私たちが聖霊に満たされる理由がここに示されています。 【祈り】…
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