
絶望の淵に立たされたときでも(エレミヤ書 32章)
「イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。これらの証書、すなわち、封印した購入証書と、その写しを取り、素焼きの器に納めて長く保存せよ。イスラエルの神、万軍の主が、『この国で家、畑、ぶどう園を再び買い取る時が来る』と言われるからだ。」 (エレミヤ書32章14節~15節) このときエレミヤは拘留されていました。またエルサレムもバビロン軍によって包囲されていました。人が見るなら、エレミヤもエルサレムももうすぐ終わってしまう存在で、希望はありません。しかし神は、そのようなエレミヤに、まもなく従兄弟が来て、アナトトにある自分の土地を買ってくれと言う、と不思議な言葉を与えられます。そしてその言葉通りになります。エレミヤは、正当な値段、正式な手続きでその土地を購入し、証書を大切に保存しました。その行為は、この後イスラエルの民は散らされるのですが必ず帰還し、これまでと同じように主が与えられた土地に住むことができるという神の約束に対する確信を雄弁に語る預言行為となりました。…
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