
心に植え付けられた御言葉(ヤコブの手紙 1章)
あらゆる汚れやあふれるほどの悪を素直に捨て去り、心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。 (ヤコブの手紙1章21節) ヤコブの手紙は、主イエスの弟であり、初代エルサレム教会の指導者だったヤコブから、故郷を離れ、各地に散らばって生活していた十二部族、すなわちディアスポラのキリスト者たちに宛てられた手紙です。異国で少数派として暮らしていた彼らは、主流社会から排除され、理不尽な扱いを受けることがありました。その結果、次第に彼らの心は、世が求める富や名誉といった人間の欲望に揺さぶられ、さまざまな試練に直面するようになりました。キリスト者としての信仰を失いかける危機に瀕していました。 そこでヤコブは、「心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい」と命じています。キリスト者は、世の基準や欲望ではなく、神が心に植え付けてくださった御言葉を受け入れます。そして、その御言葉を実践する者となる必要があります。 御言葉を聞くだけの人は、まるで鏡を一瞬だけ見て自分の姿を忘れるようなもので、そこには何の結果も期待できません。しかし、御言葉を受け入れ、それを行う人は、植え付けられた種がやがて豊かな実を結ぶように、御言葉に伴う行いを生み出します。世の欲望に揺さぶられ、試練に直面する中でも、信仰を守り続けることができるのです。 【祈り】…
The skinny
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