
目で見ず心で悟らず立ち帰らない(ダニエル書 1章)
神の御計らいによって、侍従長はダニエルに好意を示し、親切にした。 (ダニエル書1章9節) ダニエル書は、旧約聖書の中でも、最も遅い時代に書かれた書物の一つです。 イスラエルの民が主に背いたことで、主の怒りによってユダ王国は滅亡し、主はユダの王や神殿をバビロンの手に渡されました。ダニエルは、そのバビロンに連れて行かれた捕囚の民の一人です。 このバビロンの支配下で、捕囚の民であるダニエルらはその国の文学と言葉を学び、バビロンの名前がそれぞれに付けられます。そして、彼らには王のご馳走が与えられ、バビロンに仕える者になるための養育が行われることになるのです。もはや、主なる神に仕える歩みが失われてしまったようにも見えます。 しかし、このバビロンという強大な王国の中でも、そこに貫かれているのは主の御計らい(直訳は「恵みと憐れみ」)なのです(9節)。確かな主の恵みの中で、ダニエルには主からの知恵と知識が与えられ、この王国で主なる神に仕えるための道が開かれていきます。 私たちの目の前にも、主なる神を見失わせる厳しい現実があるかもしれません。しかし、そこに貫かれている主の恵みの支配が今日もあることを覚えたいと思います。その幸いが一人ひとりに備えられています。 【祈り】 困難な状況の中にあっても、きょうもあなたの恵みと憐れみに信頼して歩ませてください。
The skinny
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