
ソロモンに忍び寄る誘惑と主の警告(列王記上 9章)
主はかつてギブオンで現れたように、再びソロモンに現れ、こう仰せになった。「…わたしは…この神殿を聖別し、そこにわたしの名をとこしえに置く。」 (列王記上9章2節~3節) かつて主なる神は、夜の夢の中でソロモンに現れました。そのときソロモンは、民を正しく裁くことができるよう、「聞き分ける心をお与えください」と願い求めました。主は、その願いを喜び、賢明な心を与えると答え、豊かな祝福を約束してくださいました(3章4~15節)。 豊かな知恵をもって民を治め、念願であった神殿建築を果たしたソロモンに、再び主が現れます。主は、「この神殿を聖別し、そこにわたしの名をとこしえに置く」と約束し、「もしあなたが、…無垢な心で正しくわたしの前を歩み、わたしがあなたに命じたことをことごとく行い、掟と法を守るなら、…わたしはイスラエルを支配するあなたの王座をとこしえに存続させる」と警告を加えます(4、5節)。主は、ソロモンに忍び寄る誘惑をご存じなのです。 10節以降、ソロモンが多くの町や砦を築いたこと、国際貿易に励んだことが書き留められています。驚くことに、ソロモンは、材木や金を提供したティルスの王ヒラムに、神から与えられた嗣業の土地であるガリラヤの町々を与えようとします(11節)。ソロモンの心が神から離れていたことを示しているでしょう。…
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