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神はお守りではなく真の主、真の王(サムエル記上 4章)

「主の契約の箱をシロから我々のもとに運んで来よう。そうすれば、主が我々のただ中に来て、敵の手から救ってくださるだろう。」 (サムエル記上4章3節) サムソンの時代のイスラエルは、もともとは敵対していたはずのペリシテの要求を受け入れ、神の士師サムソンを引き渡そうとさえしました(士15章9~13節)。サムエルが活動する時代に入ることで、敵対する相手といかに戦うか、その正しい姿勢を回復していくことになります。 しかし、そこでの回復は形だけの戦いにとどまり、人びとの心は依然として、まことの神に頼るのではない、異教的な信仰を持ったままでした。彼らは神の契約の箱をまるで単なるお守りのように扱い、箱を持ってくれば勝てると考えました。神を自分の望みを叶える道具としか見ていなかったのです。これは真に神に仕えるしもべの姿勢ではありません。結果として、イスラエルは大敗を喫することになります。三万人もの兵士が倒れ、神の箱はペリシテに奪われ、さらにエリの息子ホフニとピネハスも死んでしまいました。…

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