
愛には恐れがない(ヨブ記 6章)
絶望している者にこそ 友は忠実であるべきだ。 さもないと 全能者への畏敬を失わせることになる。 わたしの兄弟は流れのようにわたしを欺く。 流れが去った後の川床のように。 今や、あなたたちもそのようになった。 破滅を見て、恐れている。 (ヨブ記6章14節~15節、21節) 友人エリファズの励ましは、「絶望している者」という自覚をヨブに与えました。 ヨブの苦悩は深まります。しかし、その深まりがヨブの感覚を鋭敏にもしました。ヨブはエリファズが語る神の正しさの羅列に「欺き」があることを見抜きます。その羅列は、まるで川の流れのように時が経てば消えてなくなってしまう、そういう不確かなもの、その場しのぎのもの。そのような言葉を語ることは、友にも、神にも、不忠実、不誠実、欺く在り方ではないか。 ヨブの鋭さは、さらに、あなたは恐れていると、エリファズの欺きの奥にある「恐れ」を見抜きます。なぜエリファズが通り一遍に正しく神を語ったのか。実は、そこにヨブの破滅に対するエリファズの恐れ、自分も巻き込まれるのではないかという脅えがあったこと。だからこそ実は、正しい神を語る言葉をヨブにではなく、自分にこそ向けていたこと。それが、ヨブには透けて見えてしまいました。…
The skinny
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