
神の愛の内に生きる人々の関係性(エステル記 6章)
「モルデカイはユダヤ人の血筋の者で、その前で落ち目になりだしたら、あなたにはもう勝ち目はなく、あなたはその前でただ落ちぶれるだけです。」 (エステル記6章13節) 自らが受けたいと願っていた栄誉をモルデカイに与えるようにと、ハマンは王に命じられました。彼は激しく嘆きます。彼は、誰よりも自らが栄誉を受けることを望んでいました。まして自分がモルデカイに栄誉を与えなければならなかったのですから、彼の嘆きは相当なものだったことでしょう。 ハマンは、そのことを妻ゼレシュや親しい友達に話します。彼らは以前、ハマンと思いを共有し、一緒にモルデカイを殺す計画を立てていた人びとです。しかし、ここではそっけない態度です。彼らは自らを守るために、もはや力を失いつつあるハマンと距離を取ろうとしています。ハマンからすれば、自分の力に陰りが見えた瞬間に、仲間と思っていた人びとが離れていってしまうように思えたかもしれません。自らのつまずきで簡単に揺らいでしまう人間関係が、ここにはあります。 私たちが揺るぎない神の愛の内に生きるとき、そうではない関係を結ぶことができます。自分は誰かよりも優秀か否か、自分は他者にとって役に立つか否か。そういったことを超えて、互いに愛しあうことができる。それが、神の民とされた私たちが互いに結ぶことのできる関係です。 【祈り】…
The skinny
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